こんにちは!ぴよきちです。
アジア選手権が終わり日本男子代表がロス五輪の切符を獲得しましたが「日本女子代表はこれからどうなるの?」と心配しているバレーボールファンの方はいますよね。
結論から先に書きますが、これから女子がロス五輪の切符を手に入れるには、「世界選手権」と「世界ランキング(ネーションズリーグ)」の2つのルートが残されています。
この記事では、女子がロス五輪に出場するための「2つのルート」について詳しくまとめましたので、ぜひ読んで参考にしてみてください。

それでは、どうぞ!
※この記事に書いてある「ロス五輪」とは、2028年に行われるロサンゼルスオリンピックの略称です。
ロス五輪「バレーボール出場枠」について

ロス五輪のバレーボールの出場枠は「全12枠」あります。
「全12枠」の内訳は開催国1枠、大陸王者5枠、ワールドカップ3枠、世界ランキング3枠なのですが、そのうち開催国枠1枠と大陸王者枠5枠はすでに決定しております。
※バレーボールの「世界選手権(世界バレー)」は、2027年大会から名称が「FIVBバレーボール・ワールドカップ」に変更されます。
ロス五輪が「決定済み」の国
| 開催国枠(1枠) | アメリカ |

五輪本大会での組み合わせ(シード順)は世界ランキングによって左右されるため、出場権を得ている国もランキングポイントを落とさないよう公式大会に出場しています。
| 各大陸選手権の王者(5枠) | タイ(アジア代表) | AVC優勝 |
| トルコ(ヨーロッパ代表) | CEV優勝 | |
| ブラジル(南米代表) | CSV優勝 | |
| カナダ(北中米代表) | NORCECA準優勝/開催国除く最上位 | |
| エジプト(アフリカ代表) | CAVB優勝 |

女子日本代表がアジア選手権で優勝していたらこの5枠に入っていたんだよね。
残りの「6枠」に入るためには?

アジア選手権でロス五輪の切符を逃した女子日本は、ロス五輪の切符を手に入れるため「2つのルート」が残されています。
- 2027年に行われるワールドカップで上位3枠に入る(未内定国の中での3枠)
- 2027年&2028年のネーションズリーグ(VNL)でランキングポイントを死守する

2つのルートについて詳しく解説します!
「FIVBバレーボール・ワールドカップ」で上位3枠に入る!

女子日本代表がロス五輪に出場するための1つめのルートはこちらです。↓ ↓ ↓
2027年ワールドカップの詳細
開催周期: 2年に1度の開催
開催国(女子):アメリカ合衆国、カナダ(共同開催)
日程:2027年8月20日〜9月5日予定

予選ラウンドはアメリカとカナダの計4都市で、決勝ラウンドはアメリカ・カリフォルニア州のアナハイムで試合が行われる予定だよ。
2027年ワールドカップの出場国(全32カ国)
※黒太文字はロス五輪の出場権を得ている国です。
| 開催国枠 | アメリカ・カナダ |
| ディフェンディングチャンピオン枠(2025年大会の優勝国) | イタリア |
| アジア枠 | タイ、中国、日本 |
| 欧州枠 | トルコ、セルビア、ポーランド |
| 南米枠 | ブラジル、アルゼンチン、コロンビア |
| アフリカ枠 | エジプト、ケニア、カメルーン |
| 北中米枠 | キューバ、ドミニカ共和国、プエルトリコ |
| ※これらに加え、未獲得のランキング上位14カ国が追加されます。 (追加されるのは2026年10月2日時点の世界ランキング上位国です) |
|

2028年ロサンゼルスオリンピックのランキング枠(残り3枠)に入るためには、すでに切符を持っている国を除いたランキング上位に入る必要があります。
五輪切符を直接争う「最大の壁」となる国は?
※2026.9時点のFIVB女子バレーボール世界ランキングです。
※黒太文字はロス五輪の出場権を得ている国です。
<ワールドカップで五輪切符を争うライバルとなる国>
イタリア(世界ランキング1位)
ブラジル(世界ランキング2位)
トルコ(世界ランキング3位)
アメリカ(世界ランキング4位)
ポーランド(世界ランキング5位)
中国(世界ランキング7位)
オランダ(世界ランキング8位)→ 出場未内定(世界ランキング枠で確実視)
セルビア(世界ランキング9位)

日本は現在、世界ランキング6位だよ!
2027年ワールドカップ(旧世界選手権)でのオリンピック出場権のルールは、「すでにロス五輪の出場権を持っている国を除いた、上位3チームに切符を与える」という仕組みになっています。

日本の最終順位が「4位」や「5位」だったとしても、未内定国の中で3番手以内に入っていればロス五輪の切符を獲得できるんです!
2027年&2028年 ネーションズリーグ(VNL)でランキングポイントを死守する!

ワールドカップでロス五輪の切符が得られなかったとしても、まだこちらの2つ目のルートが残されています。↓ ↓ ↓
ネーションズリーグの詳細
開催周期: 毎年開催(2027年、2028年の各初夏)
重要性: 1試合ごとに世界ランキングポイントが大きく動きます。
「2028年VNLの予選ラウンド終了時点」の世界ランキングで、まだ五輪切符を持っていない国の中の上位3チーム(※未出場のコンチネンタル最上位優先枠含む)に最後のオリンピック出場権が割り当てられます。
世界ランキングを何位以上にキープし続けなければならないのか?

日本女子がロス五輪に行くためには世界ランキングを何位以上にキープし続ける必要があるの?

現在の「6位」をキープ、あるいはそれ以上を維持できれば、他国の動向に関わらずほぼ100%確実に五輪切符を獲得できるはずだよ!
日本が現在の世界ランキング6位前後をキープして安全圏にいるためには、「予選ラウンドを7勝〜8勝以上し、決勝ラウンド(ベスト8)に進出する」というレベルの成績が毎年求められます。
<2028年ネーションズリーグ予選終了時点の世界ランキングの安全圏の目安>
世界ランキング 1位〜6位(超安全圏)
世界ランキング 7位〜9位(ボーダーライン)
世界ランキング 10位以下(危険圏)

今の時点で5~7位は1〜2試合の結果で簡単にひっくり返るポイント差だからランキングで格下になる国に負けないようにしないといけないんだね!
アジア競技大会(アジア大会)でポイントがつかないのは何故?

アジア選手権とアジア競技大会(アジア大会)は名前は似ているのですが全く別の大会です。
【バレーボール】アジア選手権とアジア競技大会の違いについてまとめました!
アジア選手権はFIVBの傘下である「アジアバレーボール連盟(AVC)」が主催する、バレーボール単独の大陸選手権なのですが、
アジア大会はアジアオリンピック評議会(OCA)が主催する、総合競技大会(いわばアジア版のオリンピック)です。

アジア大会はFIVBやAVCが直接主催するバレーボールの公式大会ではないため、原則として世界ランキングの加算・減算の対象から外されています。
日本女子は「常にオリンピックに出ている」イメージ?

日本女子がこれまでオリンピック連続出場を続けられた理由は主に以下の要因があります。
- 2021年東京大会までオリンピックの最終切符を争う「世界最終予選」がほぼ毎回、日本(東京)で開催されていたため、ホームの利を活かして自力突破していた。
- 東京オリンピックは、予選を戦う必要のない「開催国枠」としての自動出場できた。

前回のパリオリンピックから予選方式がガラリと変わり、「日本開催の世界最終予選」が廃止されました。
日本開催の優遇措置はなくなり、完全に実力勝負の「一発大会」か「世界ランキング」でしかオリンピックに行けなくなったので、日本女子にとっては過去最高レベルに厳しい選考レースになります。
まとめ
国際バレーボール連盟(FIVB)が正式発表した通り、来年(2027年)のネーションズリーグ(VNL)からロシア男女代表が世界の舞台に復帰します。
※ロシア男子代表はワールドカップは辞退しましたが、ロシア女子代表は出場に向けた検討が続いている状態です。

ロシア女子代表は、国際大会から除外される前の「世界ランキング9位」のポイントを持ったまま復帰するよ~!
日本(6位)や中国(7位)のすぐ後ろに最初から位置しているため、実力のある国が世界ランキング枠の争いに突然割って入ってくることになります。
ロシアも参戦することで更に厳しい戦いになりますが…、ファンの1声1声が、アウェーで戦う選手たちにとって何よりの心の支えになります。

ロス五輪の切符を掴み取るその瞬間まで、全力で一緒に日本代表を応援していきましょう!


