こんにちは、ぴよきちです!
たびたび話題になる「アスリートの盗撮問題」ですが、もちろんビーチバレー大会も例外ではありません。
最近では特に近赤外線カメラを使った手口が巧妙になっていて、多くの選手やスポーツ関係者が深く悩まされている深刻な問題となっています。
この記事では、アスリートの盗撮と対策について詳しくまとめましたので、スポーツを頑張っている大事なお子さんを盗撮から守るために、ぜひ読んでみてくださいね。

それでは、どうぞ!
ビーチバレのー大会で撮影が禁止された最大の理由は?

2026年5月に名古屋市で行われたビーチバレーの大会で、男女問わずあらゆる機器での撮影が禁止されました。
理由は、一部の観客による「選手への悪質な撮影行為」が横行し、改善されなかったためです。
【AFP=時事】日本バレーボール協会(JVA)は、ファンによる選手の「悪質な」撮影が行われていたことを問題視し、30~31日に愛知県名古屋市で行われるジャパンビーチバレーボールツアー(BVT1)第1戦の本戦で、観客による写真や動画の撮影を禁止した。撮影機能付きスマートグラスを含む、あらゆる機器での画像記録が禁止される。 引用:時事ドットコムニュース
ビーチバレー女子は、ビキニのような露出多めのユニフォームが問題とされることが多い競技です。
「露出多めのユニフォームを着ているのが悪いのではないか」と思われてしまうのも無理はありませんが、専門家やスポーツ界の共通認識としては、「ユニフォームのデザインが悪いのではなく、盗撮する側(犯罪者)が100%悪い」というのが大前提にあります。

ユニフォームのデザインを変えたところで、低いアングルから狙ったり、ルーズな隙間から下着を狙ったりと、手口を変えてくるのが現実です。

Tシャツ・短パンの「室内のバレー」でも悪質な盗撮はあるからね!
ビーチバレー女子は、かつて国際ルールで「女子はビキニの着用(しかもショーツの横幅は7cm以内など)」が義務づけられていた時代がありました。
しかし、現在そのルールは完全に撤廃されています。
ぴよきちが試合を見に行った日は、「上半身はタンクトップ、下半身はショート丈のスカート」のユニフォームの選手もいれば、ビキニタイプのユニフォームの選手もいて自由でした。
ルールが変わって「服を着てもいいよ」となった今でも、トップ選手の多くがビキニを選んでいるのは、「圧倒的に動きやすく、快適だから」という競技上の理由があります。
ビーチバレーはテレビやネットの切り抜かれた静止画、あるいは一部の偏った報道だけで見ると、どうしても「露出が多い」という部分ばかりが強調されがちです。
しかし、ぴよきちは実際の会場で選手たちが躍動する姿を目にしたことで、受ける印象はガラリと変わりました。
メディアのフィルターを通さない、ありのままの砂だらけでハードに戦うビーチバレーは、ただただ健康的で格好いいスポーツでした。
「露出の多いユニフォームを着ないと人気が下がる」そんな心無い言葉を目にすることもありますが、そんなことはありません!
水町選手も二刀流で頑張っています。
今後、もっともっと人気が上がることを願います。
「実体験」小学生の地方大会の「盗撮問題」

ぴよきちの娘と息子は小学生の頃はバレーボールのクラブチームに入っていましたが、小学生の大会で盗撮が問題となり、体育館内での保護者の撮影は禁止となりました。
「小学生のバレーボール大会で盗撮なんてあるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、本当の話です。
ぴよきちには全く理解できませんが、運営の方から「スポーツに打ち込む子どもの姿」そのものを性的な対象として狙ってくる人もいると聞いて驚きました。

「監視の目が緩い地方の小学生大会」だと保護者を装って簡単に侵入できてしまうので撮影を全面禁止にするしかないと言われました。
「実体験」大学のインカレの「盗撮問題」

ぴよきちの娘は大学時代はインカレなど、部活の大会の運営に携わっていました。
運営側である学生たちは「出場選手に対する盗撮」を防ぐため、あらゆる対策を講じています。
- 選手に必要以上に近づかないよう「撮影禁止エリア」を作る
- 「撮影できるエリア」は選手からかなり離れた場所に設置する
- 大きな大会では選手の家族・学連スタッフ以外の撮影は原則禁止にする
- 選手の家族には撮影許可証を発行する、etc.…
ですが、どんなに対策を練っても盗撮の問題は常に浮上していたそうです。
ここからは娘の大会中の体験談です。
大会会場の入口で受付をしていたところ、盗撮の常習犯(ブラックリストに載っている人物)がやって来たので、トランシーバーで男性運営スタッフに応援に来てもらい入場できないようにした。
カメラを持って怪しい動きをしている人がいたので、男性運営スタッフと一緒に声をかけに行き、撮影許可証を持っていなかったのですぐに会場から退場させた。
無断で選手の写真を撮っている人がいたので、その場で声をかけ「選手が写っている写真」は全て消去させた。
※不審人物が男性だった場合、女性運営スタッフがひとりで声をかけないように徹底されていました。

会場内に不審人物がいないか?スタッフが交代で見回りしていて、行動が怪しい人がいたら後ろからずっと見張っていたよ。

ここまで徹底して警戒していても関係者を装って会場内に入り、こっそり選手を盗撮する人は後を絶たないとのことです。
一般観客の撮影を禁止しても、超小型カメラを隠し持っている人はいます。
ボールペン型やメガネ型の隠しカメラは普通に販売されていて誰でも購入することができるのです。
娘の話から、大会で盗撮を完全に防ぐことは非常に困難だと言うことが分かりました。
盗撮用のカメラは見分けられるのか?

アスリートの盗撮や衣服を透けさせるような悪質な撮影には、「近赤外線(きんせきがいせん)」を感知できるカメラが使われています。
非常に残念なことですが、これらに使われる機材や改造パーツは Amazonなどの一般的なネット通販で誰でも簡単に購入できてしまうのが現状です。

分厚い生地やカラーによって透けにくいものがありますが、ユニフォームによく使われている「ポリエステル素材」の場合、近赤外線を通すことで完全に透けて見えます。
特殊なカメラをゼロから作る必要はなく、一般的なカメラを「改造」するだけで近赤外線カメラになってしまうため、見た目で近赤外カメラを判別することは困難です。

ペン型やメガネ型、スマートフォンの形をした、一見してカメラとは分からない小型カメラも発売されているから余計に困難だよ。
近赤外線カメラで「透けない」ユニフォーム

近赤外線カメラ対策のために、2024年ミズノが赤外線で透けないユニフォームを開発し、パリ五輪に出場するバレーボール日本代表選手など14の競技で着用されました。
26日開幕のパリ五輪を前に、アスリートを性的な目的で撮影する「アスリート盗撮」を根絶するための動きが本格化し始めている。ミズノが赤外線カメラで盗撮しにくい「透けないユニホーム」を開発する一方、福岡県が条例でアスリート盗撮などを「性暴力」と規定するなど、盗撮行為を取り締まる方法も模索されている。引用:産経新聞
2026年5月に発表されたバレー女子日本代表選手の盗撮防止ユニフォーム(ミズノ)はこちらです。

現在は部活動のチーム単位でのオーダーはもちろん、スポーツショップやネット通販で個人が1枚単位で買える定番(定番外・カタログ品)のウェアもあります!
個人で「1枚単位」から買える一般販売商品
個人が練習着やゲームシャツとして今すぐ買える代表的なものをご紹介します。
👑 ミズノ(MIZUNO)
ミズノは、赤外線を吸収・反射して衣服内を透けにくくする特殊な糸を使った独自開発の素材「ドライエアロフローラピット」を採用したウェアを、一般向けにも市販しています。
⇒ 赤外線防透けオーダーウエア ラインナップ(ミズノ公式サイト)
👑 アシックス(asics)
アシックスの商品を探す際、「盗撮防止」や「赤外線ブロック」というキーワードでは、一般向けの市販品(Tシャツなど)のページにヒットしません。
アシックスは、一般向けの市販品において「盗撮防止」という直接的な表現をあまり使わず、多くは「UVケア(紫外線カット)」や「高密度素材による透け防止」という言葉で表記しています。

紫外線を強力にカットする(遮熱性が高い)セラミック練り込み糸を使った生地は、結果として赤外線も透過しにくくする効果を持っているんだよ。
⇒ 紫外線防止効果、冷たく感じる機能素材を使ったトレーニングウェアはこちらです。(アシックス公式ホームページ)
個人で市販品を買うときの見分け方
お店のハンガーにかかっている服や、ネット通販の画面で探すときは、商品タグや説明文にある「機能アイコン(マーク)」に注目してください。
☀️ 「防透け」「透け防止」「吸汗速乾+UVカット(遮熱)」
これらの表記があるスポーツウェアは、生地の密度が非常に高かったり、光を跳ね返す特殊な糸が使われたりしているため、通常の盗撮カメラ(近赤外線)に対しても高い防御力を発揮します。
メーカー側も「すべての世代のアスリートを卑劣な行為から守る」という目的で、一般販売用のウェアの標準機能としてこの技術をどんどん組み込んでいます。

黒やネイビーなどの濃い色のウェアを選ぶだけでも、赤外線の透過率は大幅に下がりますよ!
スポーツ会場で盗撮犯を見かけたら?

2023年(令和5年)7月に「性的姿態等撮影罪(せいてきしたいたいとうさつえいざい)」が新設されました。

「性的な目的で行われる悪質な撮影や、その画像の拡散」を全国一律で厳しく取り締まるために作られた新しい法律です。
この法律ができたことで、「競技場の中だから条例違反にならない」という言い訳を一切できなくなり、その場で「撮影罪」として一発で厳しく処罰されるようになりました。

もし目の前で盗撮などの犯罪が行われていることに気づいたらどうしたらいいの?
もし部活の大会やビーチバレーの会場であれば、自分で犯人を捕まえに行くよりも、「すぐに近くの大会スタッフや警備員、警察官を呼んで、その人に指をさして教える」のが一番安全で確実です。
会場のスタッフであれば、すでに警察との連携ルートを持っていたり、本部に通報するシステムが整っていたりします。
悪質な犯罪を許さないという強い気持ちは素晴らしいものですが…
犯人が逆上してナイフなどの凶器を振り回す危険性もゼロではありませんので、まずは「自分自身の安全」を最優先に考えて、周囲の大人やスタッフを味方につけて対処するようにしてくださいね。
まとめ

選手の盗撮を防ぐため、男女問わずあらゆる機器での撮影が全面禁止された「ジャパンビーチバレーボールツアー名古屋大会(名城公園tonarinoラウンド)」の会場に実際に行ってきたぴよきちの感想ですが…
「誰もスマホを選手に向けていない空間」は想像以上に快適で良かったです!!

試合と応援に100%集中することができました!
「思い出にスマホで数枚写真を撮りたいな」という一般ファンの気持ちを汲んでくれたのか、検索したところ、いつもより公式SNSに選手の写真がたくさんアップされていたのも嬉しかったです。
手元にカメラやスマホを持たないため、良いプレーが出た瞬間に全員がパッと全力で拍手を送るようになり、以前よりも会場の熱量や応援の雰囲気がグッと良くなったという声が多く上がっていたそうで…、
盗撮防止のためにも、どの競技も「撮影禁止」でいいんじゃない???なんて思っています。


