こんにちは、ぴよきちです!
バレー部に入った高校生男子全員が一番最初に思うこと、それは…
「スパイクを強く打てるようになりたい!!」ですよね。
女子の前でカッコよくスパイクを決めたい!
バレー部だった息子から、実際に試して効果があった「スパイクを強く打つためのトレーニング方法」について記事にしない?と提案されたときは少し迷いました。
なぜならスパイクを強く打つためのトレーニング方法は、検索すればたくさんヒットするからです。
今さらぴよきちがブログに書いたところで“n番煎じ”ネタになるだけだよ、と息子に話したところ、
「スパイクを強く打ちたいと悩んでいる高校生が、ひとりでも記事を読んで実践してくれたらそれでいいじゃん!」と言われたたので、まとめることにしました。
小学2年生から高校3年生までバレーボールを続けて来た息子のトレーニングの体験談を中心にまとめましたので、ぜひ参考に読んでみてくださいね。
それでは、どうぞ!
小学2年生からバレーボールを始めた息子
息子は小学2年生から地域のバレーボールのクラブチームに入り、中学3年生で卒団するまでお世話になりました。
中学はバレー部がなかったのでバスケ部に入りましたが、高校では念願のバレー部に入ることができ、レギュラーとして県大会に2回出場しました。
息子はこの春に高校を卒業しましたが、休日はクラブチームの練習の手伝いや、顧問の先生に頼まれて高校の後輩の練習の指導に行っています。
この春から入部した一年生たちにスパイクを強く打つための練習方法を教えてるよ。
バレーボールは身長が高い人のためのスポーツ?
バレーボール日本代表登録選手(2022年度)の平均身長は、
男子が190.29cm、女子が174.74cmです。
そして、2024年1月に行われた春高バレー男子のスタメン平均身長は181.13cmです。
これだけ聞くとバレーは身長が高い人のためのスポーツだなって思っちゃいますよね。
ぴよきちの息子は初心者が半数近くいる公立高校のバレー部に入っていたのですが、
強豪校ではない普通の高校のバレー部員の平均身長はどのくらいなの?と聞いてみたところ、
「高校生男子の平均身長と同じで170㎝くらいだよ」とのことでした。
「強豪校ではない高校のバレー部なら160㎝台の人は普通にいるし、170㎝前後がボリュームゾーンで180㎝台はチームに1人いるかどうかだよ」と言っていました。
春高に出場するような強豪校は背が高い選手を集めているから平均身長が高くなっているだけだよ。
バレーボールは身長の高さより「手の長さ」です
指高ってご存じですか?
「指高(しこう)」とは、直立姿勢で腕を上に挙げた時の床から指先までの高さのことを言います。
人によって手の長さ指の長さは違うので、背が高いから指高が高いとは限りません。
実際にぴよきちの息子は腕の長さがとっっても短いです。
息子は身長186㎝ありますが、身長172㎝の友達と手を上げた高さ(指高)が同じです。
なので指高の低さを気にして、息子は必死でジャンプ力を上げる練習をしていました。
息子は「腕が短い175より腕が長い170の方がいい」と後輩に話しています。
個人の最高到達点は、指高+ジャンプ力だからね。
スパイクを強く打つためのトレーニング方法
バレー部男子が必ず検索するフレーズがあります。
それは「スパイクを強く打つ方法」と「ジャンプ力を伸ばす方法」です。
スパイクを強く打つためにやるべきこと
スパイクを強く打つためにと腕を鍛えまくっている人がいますが、本当に鍛えなければならないのは腹筋と背筋です。
腹筋・背筋をしっかり鍛えることで体幹が整って空中姿勢が安定するようになって、その結果スパイクが強く打てるようになるんだよ。
息子は腕だけ鍛えまくっていた時期がありましたが、スパイクの強さは変わらなかったそうです。
★スパイクは誰かのフォームのマネをするのではなく、自分が打ちやすいフォームで打つことが大事です。
★スパイクを真下に打つと通過点が下になるためブロックに捕まりやすくなるので、コートの奥ギリギリに打つことを意識してスパイク練習をしましょう。
女子にカッコいい姿を見せようと真下にスパイクを打ち込む男子がいますが、大抵ブロックに捕まるかリベロに拾われます。
女子にいいとこ見せたかったらコートの奥を狙って打つんだよ。
ジャンプ力を伸ばすためにやるべきこと
- ジャンプスクワット(ジャンピングスクワット)
- カーフレイズ(かかとを上げ下げするトレーニング)
最初はきついけど、だんだんと身体が慣れて行くからね。
スクワットは、息子は教科書が沢山入ったリュックを背負って負荷をかけた状態でやっていました。
このようなウエイトを使って筋トレをすると効果的だと息子は言っていますが、まずは普通のスクワットに慣れるところから始めましょう。
助走は早ければ早いほど高く飛ぶことができます。
息子はバスケのゴールリングか道路標識に向かって、助走を早く・上にジャンプする練習をしていました。※道路標識には触っていません。
たまに一緒に買い物に出ると、突然標識に向かっダッシュしてジャンプするので驚きます…。
丁度いい高さのものを見つけるとジャンプしたくなっちゃうんだよね。
息子はゴールリングに向かって毎日ひたすらダッシュ&ジャンプし続けた結果、1年間で最高到達点が299㎝から327㎝まで伸ばすことができました。
息子は最高到達点315㎝のときに奥に向かってスパイクを打つと、ブロックの上から打つことができていたので、315㎝を目指すことをおすすめします。
まとめ
石川祐希選手は身長を伸ばすために高校時代は筋トレをしなかったって聞いたよ。
石川祐希選手は元々身長も高いし腕も長いし、アキレス腱の形が高くジャンプできる人だから、筋トレをする必要がなかったんじゃないかな。
ところで息子は身長が186㎝あるので「身長が高いと打点が高くなるからいいね」とよく言われます。
バレーで身長が高いのは確かに有利です。
ただ、上にも書いた通り、息子は指高がとっっても低いです。
理由は小学1年生のときに腕の関節部分を骨折した後遺症で、腕が真っすぐ上がらないからです。
腕の骨が曲がっているのでレシーブやスパイクを打つのが難しかったそうですが、息子はそれを言い訳にはせず、クラブチームの先生、部活の顧問の先生に相談しながら何年もかけて「自分だけのフォーム」を見つけました。
この記事を読んでいる人で、これからバレーを始める人もいますよね。
サーブ、スパイク、レシーブと、これだけはチームの誰にも負けないというものを一つだけでいいので見つけてくださいね。
石川祐希選手が高校生の頃にローテジャパンを履いているのを見て以来、息子はずっとローテジャパン一筋です。
初心者でシューズに迷っている人は、両足履いてフィット感を確かめてみてくださいね。